非認知能力を高める遊びって?

非認知能力を高める遊びって?

今大人気の「非認知能力」ですが、今日は、その非認知能力を育てるための具体的なお子さんとの接し方についてお伝えしたいと思います。

非認知能力についてはこちらで詳しく説明しています。
「非認知能力って何?」

1 非認知能力の要素

非認知能力は、「幸せに生きる力」とも言われていますが、一体どんな力を刺すのでしょうか。

1-1 目標を達成するための力

忍耐力とか、自己抑制、目標への情熱のことを言います。例えば、逆上がりがやこま無しの自転車を一心不乱に練習する子どもの姿を見たことがありませんか。また、もっとばかばかしく見えること、例えば、泥だんごの表面をいかにきれいに整えるかに夢中になっていたり、積み木をひたすら高く積むことに夢中になっている子もいます。これだって立派な「目標を達成するための力」なのです。

目標を達成するには、いろんな力が関係しています。まず、「目標を達成するぞ」という熱い気持ち、そして、難しいことがでてきても続ける忍耐力や楽な方に逃げてしまいそうになるのをぐっと我慢する自己抑制力も必要になってきます。

1-2 他者と協力する力

社会性や思いやり、共感性といった力です。個人的には、この力が一番生きていく上で役に立つのではないかと思ったりします。

これまでの人生を振り返ってみると、人と関わらずに成し遂げたことなんてほとんどありません。親や友人、恩師や職場の上司、いろんな人に助けられてここまでこれたように思います。

極論ですが、人と関わる力がなければ、一人で生きていくしかありません。友人も作らない、結婚もしない、子どもも生まない、会社にも属さない、そんな人生が幸せと言えるでしょうか。やはり、「生きる力」の中に他者と協調する力は必須のように思います。

1-3 自分に自信を持てる力

自己肯定感や自尊心が備わっていて、自分に自信があることも大切です。これも当たり前のことですが、「自分なんて・・・」と卑下していては、楽しい人生は送れません。また、他人からみても魅力のある人物ではないでしょう。

能力は同じであっても、「自分なんて」と思う子どももいれば、「自分はやればできる!」と自信を持っている子どももいます。この違いは、周囲、とくに両親の声がけによって生まれます。小さな「できたこと」を褒め、できないことにチャレンジする過程を褒めることができれば、子どもは自分に自信が出てきます。

2 子どもの非認知力を高めるために親ができること

2-1 環境を整える

白梅学園大学の無藤隆先生は、無認知能力を育てるために親ができることとして、子どもがおもしろいと感じたり、関わったりしたくなる素材をふんだんに用意することを挙げています。

たとえば、積み木遊びひとつとっても、いろんな形や大きさのものを揃えておくと子どもの遊びの幅も広がります。また、外に出て葉っぱや石を使って図工をしたり、ペットボトルや牛乳パックといった廃材を使った遊びも子どもの興味をそそります。

環境を整えるといっても、何も難しいことはありません。昔ながらの自然や廃材を使った遊びで子どもは十分楽しいのです。

2-2 一緒にかかわる

子どもが夢中になって遊んでいるときは、無理して関わる必要はありません。そっとしておいてあげるのが一番です。でも、子どもは、いつもいつも上手に一人遊びができるわけではありません。特に、最近は、親と遊びたがる子どもが多くなっているように思います。ですので、子どもが1人で遊べないときは、ペットボトルや牛乳パックといった廃材をポンと渡すだけではなく、まず親がそれで遊んでいる姿を見せることから始めましょう。きっと子どもは「かして!」「私もやる!」とやる気を出してくれることでしょう。

3 結局何も新しくない非認知能力?!

何だか最近やけに騒がれている非認知能力ですが、「仲間と協力して何かをやり遂げよう!」なんていうことは、昔から言い古されてきたことです。特に新しいことはないように思います。

しかし、学力である認知能力に注目しがちな幼児教育ですが、結局のところ、乳幼児期に身につけたIQは持続しないこと、非認知能力が高い方が経済的に豊かな人生を送れることが実験により判明したことが、非認知能力がここまで周知された理由だと思います。

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