子どもが約束を守らない3つの理由

子どもが約束を守らない3つの理由

1 子どもはどうして約束を守ってくれないの?

今日は、ときどき生徒さんからも質問(愚痴?)がある子どもとの約束について考えてみたいと思います。

みなさんも子どもといろんな約束をしていると思います。例えば、「保育園から帰ってきたらまずは手を洗う。」とか「遊びに行くのは学校の宿題が終わってから」といった具合です。

しかし、子どもたちときたら、帰宅早々手も洗わずにおやつを食べてしまったり、学校の宿題が終わったふりして遊びに行ってしまったりと、約束を守ってくれないこともしばしばです。

どうしてもこのようなことが起こるのか、考えてみましょう。

2 そもそも覚えていられない

以前、「記憶」について書いたときにもお伝えしましたが、大人が思っている以上に子どもの記憶は段階的に発達していきます。そのため、記憶の種類によっては、なかなか頭の中に定着しないものもあるのです。

そのため、まだ幼い子どもたちにとっては、約束を破っている意識はなく、ただ単に忘れているだけ、ということが往々にしてあります。

ママパパができることとしては、先ほどの手洗いの例であれば、保育園のカバンを置く場所に手を洗っている絵を貼ってみるなど、その都度子どもが思い出せるような工夫が必要です。

3 誰と誰の約束か

一番重要なことは、その約束は「誰と誰の約束か」ということです。言い換えれば、子どももその約束に心から賛成しているかどうか、ということが問題になります。例えば、先の例で言うと、宿題をしてからでないと出掛けられないというルールはどのように作られたのでしょうか。

ママパパが一方的に「宿題終わないと遊びに行かせないからね。」と言い渡した約束は約束とは言わず、一方的に規則を作っただけということになります。

そうではなく、子どもとの話し合いのもと、子どもも納得した上で作った約束であれば、子どもにも「約束をした」という認識があり、守らなければいけないとの気持ちが生まれてくるものです。

4 親が約束を守っているか

私自身も耳が痛いところですが、親がきちんと約束を守る姿を見せているかどうかも大切なポイントです。

例えば、子どもから「今度の週末、映画に連れていってね。」と言われていたとします。親としては、いちいちダメな理由を説明するのも面倒で、適当に「う、うん」と答えただけだったとします。しかし、子どもにとっては、「映画に連れて行ってもらう約束をした」ということになります。そして週末。映画に行こうという子どもに対し、「そんなこと約束したっけ」とか「ごめん、今日は無理」なんてことを言ってしまうと、「親は約束を守ってくれない。」ということになり、もちろん、子ども自身にも「約束を守らなければいけない。」という気持ちは湧いてきません。

5まとめ

子どもが約束を守らないとき、ついつい子どもを責めたくなってしまいます。でも、もしかしたらその裏には何か理由があるかもしれません。ちょっと立ち止まって考えてみてください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です